住宅営業のどんなところが「きつい」のか?見方を変えて楽しもう!

営業スキル

住宅営業のどんなところが「きつい」のか?見方を変えて楽しもう!

営業職というのはいつでも「成果(数字)」というプレッシャーが重くのしかかる職業ではありますが、「住宅営業」はその中でもまさに「きつい」仕事だと考えられています。

その理由としては、やはり「1件の金額が大きい」からと言えるでしょう。

住宅の購入を成約させるということは、「2000万円~4000万円(高級住宅となればそれ以上)」の金額になるわけですから、1件の重みはとてつもなく大きくなります。

その分売れた件数や金額によって「歩合給」が支給される企業も多いので、高い収入を得られるというメリットがあるのも事実です。

この記事では、そんな「住宅営業のどんなところがきついのか?」という疑問について解説していきたいと思います。

住宅営業が「きつい」と感じるポイント

住宅営業の最大の「きつい」と感じるポイントは「売らなければならない」というプレッシャーですが、それ以外にもいくつかきついと感じるポイントが存在します。

それでは、具体的に住宅営業のどのような部分が「きつい」と感じるのかを挙げていきましょう。

休みが平日となってしまう

住宅営業の場合、営業の相手がご家族である可能性が高いので、どうしても週末がメインになってしまうものです。

展示場でのイベントなども土日や祝日に行うことがほとんどであるため、そういった日に自分の家族とお出掛けや旅行に行くことがまずできません。

独身であっても、友人たちと1人だけ予定が合わずに寂しい思いをしてしまうことも多くなります。

見方を変えると・・

平日のお休みは、大型ショッピングセンターもすいていて快適です。夏休みも一般の夏休み期間とずらしてとることで、ハイシーズン料金でない料金で宿泊施設を利用できます。

私は住宅会社退職後、土日の激混み商業施設や、ハイシーズン観光地の激高宿泊料金にびっくりしました。こんなにも違うものかと。

販売・サービス系の職種は平日休みが多いので、平日休みの友人は少なくありませんでした。

クレーム対応が多い

住宅業界は、「クレーム産業」と揶揄されるほどトラブルが多い業界です。

特に注文住宅ではトラブルによるクレームが多く、営業マンはその都度精神をすり減らさなければいけません。

どうしても成約を取りたいがゆえに、「デメリットを伝えない」ということがあると、かなり高い確率でクレームが発生してしまいます。

お客様は住み始めてからデメリットに気づくので、大きなトラブルになってしまう可能性も大きいのです。

また、「金額にかかわるクレーム」も非常に多くあります。

資金計画や見積もりの段階で出された金額よりも実際の金額が大きくなってしまったり、説明不足によって金額についての認識が違うといったクレームが多く存在します。

そして「施工ミス」に関するトラブルやクレームも意外と多かったりします。

こういったトラブルやクレームへの対応は、多くの時間と労力を使わなければならない為、営業マンにとって非常にきつい部分であると言えるでしょう。

見方を変えると・・

実は、ほとんどのクレームは予測可能です。クレームを経験すれば経験するほど、クレームに対する事前予測が立てられるようになってきます。

さらに、私の経験上、クレームになってしまったお客様ほど、ご紹介をいただけたりします。クレームの為にコミュニケーションが密になった結果、逆にお客様から大きな信頼をいただくことができることがあるためです。

上司のパワハラや同僚が叱責されている風景

住宅営業は成果を上げれば褒め称えられ、成果を上げられなければ強く叱責される非常に極端な仕事です。

昔のようにブラックな企業は少なくなっていますが、それでもやはり「上司からのパワハラ」は日常的に起こりえるのが住宅営業だと言えます。

酷い時には人格まで否定されてしまうこともあり、精神的に大きなダメージを負ってしまうこともあるでしょう。

また、自分が叱責されていなくても、日常的に同僚が激しく叱責されたりパワハラを受けている風景があるので、会社内では常にどんよりとくらい気持ちになってしまうのです。

最近ではそういった悪い雰囲気を改善している企業も多くなってきましたが、依然そういった企業があることも確かです。

見方を変えると・・

住宅業界は「勝てば官軍」的な雰囲気があり、プロセス重視より結果重視の業界です。結果を上げられない場合は、会社や上司からプレッシャーをかけられてしまいます。

逆に、結果を上げていれば、プロセスにはあまり介入されないのが住宅営業です。

給料が不安定

住宅営業の社員は、基本給がありますがおよそ20万円~25万円程度であることが多い傾向にあります。

他の職種よりも年収が高めである理由は、「成約件数・金額によって歩合給が付くから」です。

営業というものは、良い時もあれば悪い時もあるので、成約が取れない期間が長くなるとかなり収入が低くなってしまいます。

給料が不安定になりがちなのも、住宅営業のキツさと言えるでしょう。

見方を変えると・・

頑張って成果が上がっただけ収入が増えるのが住宅営業の醍醐味です。でも最低限の保証はされている点は、個人事業主やフリーランスより大分安定しているとも言えます。

営業のプロ意識をもって、個人のスキルを磨きコンスタントに契約が取れるようになれば収入の不安定さは解消されます。

後輩社員に抜かれる

住宅営業の仕事は、完全に「成果主義」であるため、成果を上げている社員は一目置かれる存在となります。

その他の業種であれば先輩は後輩に敬ってもらえますが、住宅営業の場合は成果で劣る期間が長ければ簡単に抜かれてしまうのです。

新人の頃に手取り足取り教え可愛がっていた相手に成果で負け続け抜かれてしまうのは、プライドの高い男性としてはかなりきつい状況だと言えるでしょう。

見方を変えると・・

完全成果主義だからこそ、あなたも上司を抜くことができます。新卒採用や中途採用など、ほとんど関係なく成果を残している人は会社内で評価されます。勤続年数もあまり関係なく昇進できる会社も少なくありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、「住宅営業のどんなところがきついのか?」という疑問について解説してきました。

・休みが平日となってしまう

・クレーム対応が多い

・上司のパワハラや同僚が叱責されている風景

・給料が不安定

・後輩社員に抜かれる

住宅営業は、「成果を上げなければ」という大きなプレッシャーを感じる仕事であり、多くの人がそのプレッシャーに負け辞めてしまいます。

しかし、営業スキルを上げたり努力を継続していくことで安定した成果を上げることができ、他の職種よりも高い収入を得ることができるというメリットもあります

また、「きつい」ところの見方を変えるとデメリットはメリットであることも多く、発想の転換できついを解消できることもあります。

住宅営業は「きつい」ことが多い、刺激的な仕事です!

だた、得る物も多い仕事です!

このブログでは住宅営業の皆さんにプラスになる情報を今後も書いてまいります!

住宅営業を楽しみましょう!

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

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